恋愛における「ホルモン」の役割を徹底解説!
この記事では、「恋愛に関係するホルモン」についてお話ししたいと思います。
みなさんは恋をしています?誰かを好きになると幸せになること悲しくなることありますよね。
実はこれ私たちのホルモンが関係しているんです。
ホルモンを知ってよりよい恋愛をして欲しいです。
では今回はその恋愛と3つのホルモンの関係と役割や効果について解説していきたいと思います。
目次
1.ホルモンとは?
「そもそもホルモンって聞いた事あるけど何なの?」っていう人のために簡単に説明します。
ホルモンとは?
ホルモン(ドイツ語: Hormon、英語: hormone)は、狭義には生体の外部や内部に起こった情報に対応し、体内において特定の器官で合成・分泌され、血液など体液を通して体内を循環し、別の決まった細胞でその効果を発揮する生理活性物質を指す[1]。ホルモンが伝える情報は生体中の機能を発現させ、恒常性を維持するなど、生物の正常な状態を支え、都合よい状態にする[2]重要な役割を果たす[1]。
(出典:Wikipedia)
簡単に説明するとホルモンとは、私たちに体を悪い状態から元の状態に戻したり、私たちに都合のいい状態にするものです。
これらは脳や甲状腺などの色々な器官で作られ血液などによって運ばれて別の器官で作用し効果を発揮します。
例えば、インスリンです。聞いたことがある方も多いと思いますがこれは血糖値を下げるためのホルモンです。私たちのすい臓で作られて全身で効果を発揮します。糖尿病の薬としても使われています。
このようにホルモンはさまざまな場面で効果を発揮しますが今回は恋愛に焦点を当てていきましょう。
2.ドーパミン
まずご紹介したいホルモンは「ドーパミン」です。
「聞いたことがあるけどどんなものかは知らない」って方もいると思うので解説していきたいと思います。
よく恋愛で耳にする言葉「恋は盲目」ってありますよね。
これは恋愛状態になると頭の中が相手の事で埋め尽くされてしまい周りが見えなくなってしまうという意味です。
皆さん経験があったり、身近にこんな状態の人がいる方多いのではないでしょうか?
もはや、ある種の状態異常ですよね。
実はこの「恋は盲目」状態の原因は「ドーパミン」だったのです。
ではドーパミンの役割とは何でしょう?
ドーパミンの役割とは、「やる気」や「学習」「集中力」などで重要な役割を果たしています。
これだ見るとといいホルモンのように感じますよね?
では恋愛状態におけるドーパミンを解説していきます。
実は、ドーパミンは「報酬系」と呼ばれる快楽を感じさせる脳内システムに属しています。
異性に恋愛感情を持ち、脳内で
ドーパミンが分泌されると気持ちのいい状態になりとさらに相手を好きになって恋に落ちていくのです。
しかしドーパミンは恋愛感情を高めるだけでなく脳の働きを悪くしてしまうのです。
ドーパミンは快楽物質として知られていて「脳内麻薬」と呼ばれたりすることもあります。人がタバコや麻薬をやめられなくなるのもドーパミンが原因だったりします。
この作用によって人は「恋は盲目」状態になってしまうのです。
ちなみにドーパミンは3年間は分泌されますがその後は最初ほど分泌されなくなります。この賞味期限のようなものが切れてしまうと魔法がとけたように「恋は盲目」は終わりを告げるのです。
カップルが3年経つとマンネリ化するのはこういう原因があったんですね。
3.セロトニン
続いて紹介するのは、「セロトニン」です。
これも聞いたことがある方はいると思います。別名「幸せホルモン」なんて呼ばれちゃったりもしています。
働きとしては、セロトニンが分泌されていると脳を覚せい状態にしてくれてスッキリとした気分でいられるのです。
また脳だけではなく心をポジティブにしてくれてバランスを整えてくれます。
また集中力が上がったり、落ち着かせてくれたりといいことずくめです。
セロトニンが増えることでうつ病の症状が改善したりもするそうです。
こんないいことずくめなセロトニンですが実は恋愛の初期段階においては分泌量が少なくなってしまいます。これは恋愛状態ではドーパミンなど興奮を司るホルモンが多く分泌されているからです。
さて実はドーパミンにはもう1つ重要な役割があります。それはドーパミンをコントロールしてくれるという働きです。
ドーパミンがコントロールできると何かに依存することも抑えてくれるのです。言わばドーパミンがアクセルならセロトニンはブレーキなのです。
セロトニンは日光を浴びたり、運動をすることで増やすことができるのでうまく利用していきたいですね。
4.バソプレシン
最後に紹介するのは「バソプレシン」です。
バソプレシンは腎臓で働く抗利尿ホルモンとして知られていて体に水分が少ないとき尿として水分を出しすぎないように調節するホルモンです。
そんなものが恋愛にどう関係するの?と思う方もいると思うので説明していきます。
私たち、人間は動物の1種です。動物とは、子孫を残すことが本能としてあるわけで私たち人間も例外ではありません。
そこで発生する問題が「浮気」です。「ヒト」という動物の中でも理性が発達した種でも行ってしまうこの浮気ですが実は野生には浮気をしない動物もいます。
それは「プレーリーハタネズミ」という動物です。この動物は、驚くことに私たちと同じように一夫一婦制の夫婦関係を構築しているのです。
実はこれにバソプレシンが関係していたのです。尿の調整をする時、バソプレシンは腎臓で働きますがこれが脳で働くと「浮気防止ホルモン」として働くのです。
願わくばすべての人間に作用してほしいホルモンですね笑。
もちろん人間もバソプレシンは分泌しているので普通に効果があります。
見ただけでバソプレシンについて判断するのは難しいのですが、パートナーにはバソプレシンの多い人がいいですね。
5.まとめ
ホルモンはただの分泌物ですが私たちの感情を左右するほど効果があります。
身近な物なのに意外と知らないホルモン。
私もバソプレシンが浮気防止ホルモンになるとは知りませんでした。
これで皆さんの恋愛が少しでも良くなったらうれしいです。