特性5因子からあなたの自制する力を分析する【誠実性編】
こんにちは、テイジーです。
この記事では特性5因子の中の「誠実性」について紹介しますがその前に「テスト編」にて一度自分のスコアを把握してから見ることをオススメします。
さて貴方の「誠実性」のスコアはどうでしたか?
「誠実性」のスコアは自制する力に繋がります。
この誠実性のスコアが高い人は目先の欲に囚われず、目標に向けてコンスタントに努力でき、自分のやろうと決めた事を続ける力が強い傾向にあります。
そのため会社や学校でも努力を続ける事ができいい成績を残すことが多いのです。
旅行の準備や夏休みの宿題など計画的にやった方がいい事をギリギリまでやらずに痛い目を見た方が身近にいたりしませんか?
これは誠実性に属するセルフコントロール能力が低い人に多い傾向です。
では誠実性のスコアが低い人の特徴を挙げていきたいと思います。
誠実性のスコアが低いと目先の欲に惹きつけられやすく本当にしなければいけない事をないがしろにしてしまい、物を提出するのが遅れたりしてしまうのです。
では誠実性は高ければ高いほど良いのでしょうか?
実は誠実性のスコアが極めて高い人の一例として、自分でしなければいけないと思ったことをどんな事があってもしたいと思ってしまうのです。
朝にこれとこれをあの順番ですると決めたらそのルーティンが出来ないと調子がくるってしまったりしてしまうのです。
そして一度決めた自分のルールが自分の幸せや娯楽の為に取り入れたい新たな物の邪魔になる場合さえあるのです。
また誠実性のスコアがきわめて高い人の特徴として、何もしない事を嫌うという傾向もあります。
何もせずにただ焚き火を見つめたり、日向ぼっこをしたりという事をする事を嫌うのです。
何かをしていない時間が無駄に感じてしまい、何かをしていないとという思いに囚われてしまうのです。
この傾向が強いと「強迫性パーソナリティ障害」という障害に当てはまります。
症状は「秩序、完璧主義、心の対人関係の統率にとらわれ、柔軟性、開放性、効率性が犠牲にされる広範な様式であり、成人期早期に始まりさまざまな状況で現れる」と定義されています。
しかし誠実性のスコアの高さは「仕事」という面で見た時、とても力を発揮します。
仕事と誠実性の相関はとても高い訳ではありません。
ですがこの関係は数十にも及ぶ研究で裏づけされており、この傾向は確実なものと言えるでしょう。
仕事における誠実性の利点は自主性を重んじる職場ではっきりと現れます。
誠実性のスコアが高い人は自分の設定したゴールに向かってプラン通りに物事を進める力があります。なのでやるべき事を指示されない職場では能力が十分に発揮されるのです。
逆にスコアが低い人は小さな目標しか立てず、更にその目標にすらこだわらないため
先延ばしにし実行しないまま終わる傾向にあるのです。
皆さんの結果はどうでしたか?
特性5因子に基づいた分析は貴方の性格を結構言い当ててませんか?
ではでは