【やる気の秘密】三日坊主になっちゃう理由とその対処法とは?
こんにちは、テイジーです。
皆さんは何か趣味をお持ちですか?
「まだやった事ないけどこんな事に興味ある!」って人もいますよね。
そんな新しい事を始める私達につきまとう問題、そう「三日坊主」です。
最初は興味があって始めた筈なのに、気付いたら面倒くさくなっている。
今日はその「三日坊主」の仕組みを理解してどうすれば対処できるかを紹介します。
目次
1.やる気が無くなる理由は脳のせい?
私は新しいことを始めようとしたり、習慣にしようとするとすぐに三日坊主になってしまう事が多いです。
皆さんもそうですよね。続ける事が出来ずにやめてしまう人は、以前の記事に書いた通り「特性5因子」の「誠実性」のスコアが低い傾向にあると思います。
今回は特性5因子の事はいったん置いておいて、三日坊主の仕組みを紹介していきます。
実は私達が飽きっぽい理由は脳が関係しています。
私達の脳が飽きっぽくなっている為、物事が続かないのです。
私達の脳は新しい環境などに移された時、次第に慣れてその環境に適応していかなければなりません。そしてその環境に適応した性質を持つようになる事を「馴化」と言います。
馴化には脳の大脳皮質が関わっています。いわゆるマンネリ化の事ですね。
実際に私達も一度感動したものを2回目に見ても1回目ほど感動はしないですよね。
新しい事を始めた時はその事にまつわるもの、全てが新鮮で楽しく感じます。
しかしそれの新鮮さに馴化してしまうとつまらなく感じてきてしまいます。
最初はとても楽しかった事でも脳が慣れてマンネリ化してしまうとつまらなく感じてしまうのです。
しかし、私達の生活にも習慣化している事ありますよね?実はこれは面倒くさいと思っていた事も馴化つまりマンネリ化してしまい面倒くささに脳が慣れてしまったからなのです。
そしてやがて面倒くさいとという気持ちも麻痺してしまうのです。
あなたも「馴化」を味方につけましょう!
2.三日坊主への対処法。やる気を迎えにいく
皆さんはやる気が起きないから起きるまで待つなんて事をしていませんか?
そんな事ではやる気は起きません。
まずは体を動かしてみましょう。
脳は段々とその作業に合わせた活性化モードに入ります。これを「作業興奮」といいます。
始める前や行く前はおっくうだったけど始めたらとても集中できたって事、結構ありますよね。それが作業興奮なのです。
更に別の対処法として脳を騙すという方法もあります。
やる気になっている時に脳で活動しているのは「淡蒼球」と呼ばれる部分です。
しかしこの淡蒼球は無意識の領域に属していて自分で意識的に活性化させる事は出来ません。そのためこの淡蒼球と呼ばれる部位を動かすためには4つの起動スイッチを動かしてやる必要があるのです。
その4つのスイッチとは
1つ目が「体を動かすことで入るスイッチ」
2つ目が「いつもと違うことをすることで入るスイッチ」
3つ目が「ご褒美(快感)によって入るスイッチ」
最後が「なりきることによって入るスイッチ」です。
1つ目のスイッチを説明したいと思います。
このスイッチはカラダの表現に脳がつられる性質である「自己知覚」を利用した方法です。
例えばマンガも笑顔を作って読んだ方が楽しくなるといった事です。
この様にカラダをトリガーにして脳を動かすのです。
これで脳を騙し、やる気を起こさせるのです。
2つ目のスイッチはいつもと違うことをすることで入るスイッチです。
新しいことを取り入れることで脳の海馬が活性化しつられて淡蒼球も動き出すのです。
例えばランニングをするにしてもいつもと同じコースではなく別の道を走ってみたりまた新しい音楽を聴きながら走ることでやる気が出るのです。
「マンネリ化したんだな」と自覚できればちょっとしたことをするだけでやる気も戻ります。
3つ目のスイッチは自分にご褒美をあげることで淡蒼球も動き出すと言うものです。
何かが終わった後においしいものを食べたり好きな音楽を聴いたりすることによってテグメンタと呼ばれる部分が刺激されご褒美がもっと欲しくなるのです。
このテグメンタは刺激されると目の前のことに集中してしまい周りが見えなくなるのです。
しかしこれを逆に利用して続けるのが大変な事でも続きやすくするのです。
4つ目のスイッチはなりきることによって入るスイッチです。
脳はなりきりに弱いので思い込めば思い込むほど淡蒼球も連動します。
さらに乗り切ることによって何も考えないで行うより上達が早くなります。
これの例として有名なものが「吊り橋効果」です。
何かに怖くてドキドキしているのをのがときめきと勘違いし恋に落ちるのです。
3.まとめ
やる気を司る淡蒼球はこうしたスイッチが1つでも刺激されると動き出します。
しかしこうした刺激を日ごろからしていないとやる気もだんだんと落ちていきます。
なのでやる気が落ちる前に刺激を与えて一定のやる気をキープするようにしましょう。
ではでは